「チャーリーとチョコレート工場」


監督ティム・バートン 
ジョニー・デップ フレディー・ハイモア


やっと今日、土曜日に観にいってきました!
もう最高!!と叫ばせていただきます。ジョニー・デップ演じる、ウーリー・ワンカさん
かなりよかったです。原作より若返った感あったかもしれませんが。
パンチの効いたブラック・ユーモアも。
子どもはこういうの見ちゃうと、こわいかもしれませんが、大人の私はもう楽しめました。
十二分に、というほど。
これは子どものために、というよりは、はっきり大人のための映画ですね。
実際に見て、実感しました。


ラストはそれまでの悪夢から冷めるみたいな感じで、ホッとされるかたは多いでしょうね。
子ども時代に、歯科医の父親から受けた心の傷が、チャーリーとその家族によって癒されたワンカさん。
よかったですね。

それまでのワンカさんは大人でありながら、子どものままだったと思うんです。
成長できなかったかわいそうな子ども。そんなふうな目で見てしまいました。

それと親たち・・・ あのわがままで生意気な子どもたちを作ってしまった責任はやっぱり親たちにあります。
そのことへの戒めも感じました。
それだけにチャーリーとその家族はすばらしい人たちだった、といえるんでしょうが。
でもあんな素直でいい子は現実にはそういないでしょうね。
ワンカさんよりはよほどオトナに見えます。チャーリーくんは。


ウンパ・ルンパの踊りも最高でした!
あの踊りと歌。笑えますよね。ブラックだけど。まるで練習してたみたいだ、との
チャーリーの感想。確かに・・・はっきり名前も入っちゃってますもんね。
それと胡桃を割るリス。あれって人形とかじゃないんですね。本物だったなんて。
思いもしませんでしたよ。パンフに書いてあったみたいです。


感動したという種類の映画ではないかもしれませんが、私にはけっこうハマる映画でした。
筋運びも原作とほぼ同じだし。
ただ歯科医のお父さんとのエピソードがないだけです。
ワンカ少年がはめていた歯の矯正用のアレ。ちょっとこわいですね。
いくらチョコレートが子どもの歯に悪いとわかってても、あそこまでしてしまうのは酷いと思います。歪んでしまうはずです。


余談ですが、今回の予告編はみな面白そうなものばかりでした。
ハリポタはその最たるものでしょう。ああ、もう今から見たい気分がウズウズです。
それとジョニー・デップが声をやるという、ギョロメの人形アニメ
あれもティム・バートン監督で。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」に雰囲気が似ていますね。
ちょっと見てみたいかもと思ってしまいました。
あと宮部みゆきさんの「ブレイブストーリー」アニメ化されるんですね。
来年の6月ですって! これはチェック?でしょうか。
本も未読の私。早く読まねば。

アニメは「あらしのよるに」がありますね。これはどうなのかなあ。あとでDVDで見るんでいいかも。
あとはガンダムくらいかなぁ。これは旦那が好きなのできっと見に行くでしょうね。
次男もガンダム好きだしね。


キング・コング」も気になるし、グリム童話をファンタジーにしたような映画もちょっと気になる。面白そうなのです。

今秋も映画、見逃せそうにないです。