本好きには最高!「暴れん坊本屋さん」
暴れん坊本屋さん (1) (ウンポコ・エッセイ・コミックス)
- 作者: 久世番子
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: コミック
- 購入: 12人 クリック: 103回
- この商品を含むブログ (302件) を見る
買ってからしばらくその辺に転がしていたのですが(失礼!)、今日暇ができたので
ササッと読みました。
大爆笑という感じではないですが、時々くすっと笑いが出てしまいました。
それよりわかる、わかる!みたいな?
ちょっとありえないような事実におどろいたり。
書店にはほんといろんなお客がくるものなのですね。
タイトルがわからない客、というのは雑誌で読んだときにも笑いました。
困った客、万引き犯や盗撮犯は言うに及ばずですが、今回あきれたのは、やっぱり
書店の参考書についている解答集で答えあわせをする小学生、とそれを容認している母親でした。
ほんとにこんなヒトいるのぉ?て感じですが。あきれますね〜
書店員さんの苦労が、この一冊を読んだだけでバッチリわかる …ような気がします。
大変だろうな、とは思ってたけど、レジ打ちがいちばん楽だというのは盲点でした。
いつも立ちっ放しで足がむくんじゃったりしないのかな?なんて思ってましたが。
もっとえらい仕事があったのですね。
書店員のみなさま、毎日ご苦労様です。あなたがたのおかげで、私のような本好きが
本屋の森で有意義な時を過ごせるのでしょう。
この漫画を読んだあと、借りたDVDを返しに本屋さんに出かけていった私ですが、
そこでまるで、この漫画をうつしたような光景に出会いました。
夕方のせいか、ちょっとずつ乱雑におかれた棚の本たち…
児童書コーナーでは、ローテーブルの上にキャラクター絵本が二、三冊出しっぱなしになり、
中のスリップは抜かれ、床に散らばり、かと思えば、大判の図鑑のページが何故かひらっきぱなしになっている。
まさに、漫画を絵に描いたような光景でした。(そしてよくある光景)
あとポップ絵もチェック。いままでぜんぜん気にしてなかったけど、けっこう立ってるもんなんですね。
印刷した紙のやつ(これがきっと版元からきた分ね)よりも、やっぱり手書きのPOPの方が
味があってよいですね。
以前、私が目撃したPOP、ハリポタの3巻が出たときに、あの表紙を模造紙にでかでかと描いたものがあって、感心しました。うまいんですもん。ああいう才能も、書店員さんには必要なんでしょうか。ますます尊敬してしまいそうです。
あとちょっと興味があるんですが… この単行本が出たあとの番子さんの反応、どんなふうになってるんでしょうね? 予約席には座れたのかな?
うちの近所の本屋(今日いったところ)には影もありませんでした。
どこにも無いので私はネット注文しちゃったんですが。もう2刷になってました。
売れてるんでしょうね、やっぱり?
2巻が楽しみです。そのまえに雑誌をまた立ち読みに行くかもしれませんけどね。
その際は邪魔にならないように立ち読みしようっと。