「45歳、もう生んでもいいかしら?」久美沙織

45歳、もう生んでもいいかしら?

45歳、もう生んでもいいかしら?

作家、久美沙織さんの妊娠・出産記です。
45歳というと確実に○高と言われますが。ずっと子どもが出来なくって、でもそれでも作家さんのこと。仕事のことやらいろいろにかまけて、ずっとほったらかしにしていた。なので、諦めていたのに・・・まるで奇跡の妊娠。
不妊治療をうけている方々にとってみたら、本書はまるでバイブルのようにも思えるのかもしれません。


しかし、私は違ったところで、ウケてしまいました。ごめんなさい・・・


いや久美沙織さんって、すごいなあ!さすが作家さん。肝がすわってる。と・・・

旦那さんの波多野鷹さんもすごい。表面上は神経細いタイプ(ごめんなさい)に感じるなのに、実は頼りにできる旦那さんだったのですね。

久美さんもすごければ、旦那さんもまたすごい! 冷静で、つねに状況を読んでいるという感じ。いろいろなエピソードを読んで、思いました。

久美さんは久美さんで、出産で病院に入院したのに、しっかり本を用意してきてある、というところに、共感抱きました。
かつて私もそうでしたので〜 (乙一の本、産院で何冊かしっかり読みました)


久美沙織さんのエッセイ本としても読めますし、もちろん妊娠・出産関連書としても読めます。

私は・・・どうかというとね。やっぱり、かつての自分を思い出したりして、とても楽しい息抜きになりましたよ。