「45歳、もう生んでもいいかしら?」久美沙織
- 作者: 久美沙織
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2005/06/03
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 55回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
作家、久美沙織さんの妊娠・出産記です。
45歳というと確実に○高と言われますが。ずっと子どもが出来なくって、でもそれでも作家さんのこと。仕事のことやらいろいろにかまけて、ずっとほったらかしにしていた。なので、諦めていたのに・・・まるで奇跡の妊娠。
不妊治療をうけている方々にとってみたら、本書はまるでバイブルのようにも思えるのかもしれません。
しかし、私は違ったところで、ウケてしまいました。ごめんなさい・・・
いや久美沙織さんって、すごいなあ!さすが作家さん。肝がすわってる。と・・・
旦那さんの波多野鷹さんもすごい。表面上は神経細いタイプ(ごめんなさい)に感じるなのに、実は頼りにできる旦那さんだったのですね。
久美さんもすごければ、旦那さんもまたすごい! 冷静で、つねに状況を読んでいるという感じ。いろいろなエピソードを読んで、思いました。
久美さんは久美さんで、出産で病院に入院したのに、しっかり本を用意してきてある、というところに、共感抱きました。
かつて私もそうでしたので〜 (乙一の本、産院で何冊かしっかり読みました)
久美沙織さんのエッセイ本としても読めますし、もちろん妊娠・出産関連書としても読めます。
私は・・・どうかというとね。やっぱり、かつての自分を思い出したりして、とても楽しい息抜きになりましたよ。