『テラビシアにかける橋』キャサリン・パターソン

テラビシアにかける橋 (偕成社文庫)

テラビシアにかける橋 (偕成社文庫)

映画化作品ということで、手に取りました。
というか、世界的に有名な児童文学作品、という宣伝文句を映画の予告か何かで見たので。
そんな有名どころの児童書を知らなかったなんて!
と思って読もうと思いました。

2人の子どもが、テラビシアという国を想像していろんな冒険だの何だのをする、そんな話だと勝手に思ってました。

でもこれはそういう、いわゆるファンタジーものとは一線を画するものだった、と。そういえるでしょう。

孤独だった魂が仲間を得て、生き生きと息づいていった、そんな感じかな・・・

ラストは話的にはそんなに衝撃というふうではなかったけれど、もしもこれが現実の出来事で、あんなことが1人の子どもに起こったら・・・

そう考えたら、ショックだし、のちのちまで影響する出来事だったと思います。


映画ではより強調されてくるのかしら。
まだわかりませんが。想像の国テラビシアというのも、よりビジュアルに訴えてくるような感じになってるのかな? 楽しみにしてます。