読書

まろ、ん?―大掴源氏物語
まろ、ん?―大掴源氏物語

本日読了。マンガだけど、読みでがあって時間かかりました。
おもしろかった〜っ!
いろいろなことが非常にわかりやすく描かれていたのが、ありがたかったですね。
これで「源氏」に対する理解がまた深まった・・・なんてのは言い過ぎ!?
でも源氏がより近しく感じるようにはなれると思います。
光る君などと呼ばれていても、結局ふつうの悩める人間だったんだなあ、って。
栗顔のせいかもしれないが親しみがもてました。


お勉強にもなるし。
たとえば、源氏の君は奔放な色恋のひとだったけど、その血をうけた子供、夕霧は
反対にお堅い人物で、真面目人(まめびと)なんて呼ばれていたんだ〜ってふうに。

それから。源氏は藤壺女御と密通して不義の子(冷泉帝)を儲けてしまうが、
その後、女三宮と結婚した源氏…、その子(薫)というのが、
実は女三宮と柏木が不義をかわして生まれた子供だったという…
ほんと因果はめぐるよ〜、っていう感じなのだ。

そういうことがマンガでわかりやすく描かれてあって、なるほどオススメと
いうのもよくわかると思いました。
買って損はなし、という感じでした。(古本だったけど)


次なる読書は、「トロール・フェル」。
トロール・フェル〈上〉金のゴブレットのゆくえ
まだ冒頭だけどこれはもう、さらっと読めるでしょうね。
完全に子どもに向けて書かれている、と以前、本プロの書評で聞きました。
おもしろいのかどうかは、まだ私には?ですが。とりあえず明日も読みます。