読了本
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: 単行本
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図書館から借りた本です。
のっけから、何事?と思ってしまう始まりでした。まあ大体のところは、事前に感想など
読んでいたので、そんなに驚きはしなかったけど。
でも、あの森絵都さんが!と思うと、やっぱり変わったなあ、って感じました。
でもそれはそれ。一見、オトナ〜な印象でしたが、それでも読んでくうちに、
やっぱり森さんだ、との思いを新たにしました。
事故死した父親の、隠された過去… いったい何が?って感じでしたが。
お母さんはああは言っていても、やっぱりショックだったでしょうね。娘以上に…
やはりあんなモノを書斎の本棚の奥なんかに隠しておいてはいけません。
最初は一体、どんな過去があったの?って思ったけど。
だんだん話が進んできて、わかってくると・・・
まぁ人それぞれ、人生いろいろで、大変ですねぇ。
でも3兄弟が仲良くって、羨ましい。いや、最初はそんなことなくって、
すれ違っていたりもしていたんですけど。
3人でお父さんの過去があるという(?)、故郷の島佐渡へ旅行したりして。
だんだんいい雰囲気になっていきますね。
ああいうのが、仲良い兄弟なんだなぁ、と少々、羨ましくなったのでした。
途中、どうなるの?ってコトになってましたが、ラストは希望がもてる感じで
好ましかったですね。
いつかパラソルの下で・・・ いいですね。私はビールは飲めないけれど、
まったりと海など眺めてみたいです。
きっと無理でしょうけど。
佐渡へは一度も行ったことがないんですが、いいところのようですね。
大野亀とかいうあの山。見晴らしよさそう、登ってみたい〜です。
(これもたぶん無理でしょうけど、山登り苦手な私)