復刊!!「銀色のフラッシュ」

「銀色のフラッシュ 1」
ひだのぶこ作 (株)フェアベル

トリノ五輪が開催されているいま、この時期に、この作品が復刊されたこと、個人的にうれしく思います。

この漫画はいまから30年以上も前に描かれたスケート漫画です。
私も中学生くらいのころ、たまたまこの漫画を買ってハマって読みました。その漫画本自体は、いつのまにかどこかへ行ってしまったようで・・・妹が知らないうちに友だちに貸していたらしく、そのまま戻ってこなかったらしい(;_;)・・・

けっこうおもしろいのに、どうして漫画文庫とかにならないんだろう?とちょっと不思議なくらいだったのでした。
でも今回、めでたく復刊されて読むことができました。

いま見ると、覚悟はしてたけど、相当古い感じの漫画ですね。画面には花が飛び、主人公の大きな目には星がとぶ〜!というの。
時々、意味もなく古代ギリシャふう衣装でスケートしてるイメージ映像(?)がはさまれていたりして〜

でも読んでいて、ああこのセリフおぼえてる、とか、そうそうこういう画面だったよね、とかいろいろ覚えてることがたくさんあって、懐かしかったです。
フィギュアスケートについて、詳しく書いてあったのもよかったです。初めてちゃんと知った、って感じでした。(当時)

けどこの漫画の当時では、女子ではジャンプは2回転半が限界だったのですね。3回転は男子のみで。体力的に男女差があって難しいとありました。
いまの状況(4回転とか)を見てると、なるほどそうだったのかぁ〜って感じ。
年齢も主人公の長内理沙は高一で、16歳って設定でした。その歳に頭角をだしてきて、それから世界に・・・という話になるんですが。

浅田真央ちゃんもこの年齢でしたよね。それですでに世界に通用する力、持ってるんだから。フィギュアが低年齢化、ほんとですねーと実感です。
この復刊された漫画本は、コンビニで売ってる、ちょっと雑誌みたいな感じの装丁の本なのですが。
何故か?懸賞プレゼントのページがあったり、トリノ五輪出場選手の紹介コーナーや浅田真央ちゃんのスケートマメ知識(?)があったりして〜 うーん、これでいいのかな?って気はします。
ま、読めるだけマシ。贅沢はいえません。

全国コンビニで発売されているので、興味おありの方はちょっとコンビニで立ち読み、というのもいいかもしれませんね。全5巻で完結するので、ぜひ全巻揃え、昔を懐かしみたいものです。