2009年2月の読書

2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2751ページ

ウェストマーク戦記〈1〉王国の独裁者 (ウェストマーク戦記 1)ウェストマーク戦記〈1〉王国の独裁者 (ウェストマーク戦記 1)
たぶんそういうふうになるんだな、と思う方向に話が向かっていきました。意外性はないけれど…まぁまぁ、かな? ある人物の存在が、ばかばかしいことながら、登場するたびに毎回笑わせてくれます。
読了日:02月27日 著者:ロイド アリグザンダー
架空の球を追う架空の球を追う
最初は、短編?どうかなぁと思ってましたが、読み進めるうちに段々、面白くなっていきました。どれも上手い! 森絵都さんらしい、いい味が出てます。可笑しさのある作品から、しみじみとした作品まで、バラエティーに富んでます。思わず考えさせられてしまうほど深い作品もー。いい拾いものをしました。
読了日:02月21日 著者:森 絵都
聖女の救済聖女の救済
さすがにあっという間に読めました。信じられないトリックでした。タイトルの意味もようやくわかったけど…。あんな人間は嫌ですね。思いをかける意味が無い。ないけれど…わかっていながらも思いきれない…人間の哀しさ、なんだろうなぁ。ラストにもうちょっと余韻がほしい気がしたけれど。そういうことをこの作品に望むのは、見当違いか。
読了日:02月19日 著者:東野 圭吾
黒百合黒百合
面白かった!けど、いったいどういうことだったのか、メモとって考えてみないと何が何やら?です。……あとで振り返って読んでみたらようやくちょっとわかったかな?まだわかってないことも(汗)
雰囲気はすごく好き〜 三人の少年少女の青春物語としては秀逸でしょう!
読了日:02月17日 著者:多島 斗志之
ぼくらの先生!ぼくらの先生!
さらっと読めてしまいますが、読後感爽やかなのは、やはり学校という場所を舞台に描かれた作品だからでしょうか。
きっと誰もがあんな先生がいたらいいなぁ、子どもたちもみんなそれぞれいいなと思うことでしょう。
先生の奥さんはちょっと出来すぎのような気がしましたが(笑)。これからまた続きの話があるのかな、ないのかな?…あれば読んでみたい!
読了日:02月17日 著者:はやみね かおる
スカイラー通り19番地スカイラー通り19番地
これはもうほんとによかった。「できればしたくない」!わたし、マーガレットの名セリフですが、自分らしさを主張していくのを恐れない彼女の強さが魅力的でした。装丁のバラの絵がとてもきれいで目を引いたんですけど、そういうことだったのね、と思いました。「ムーンレディの記憶」に書かれていた塔を救う物語を読めてよかったです。
読了日:02月15日 著者:E.L. カニグズバーグ
サレンダーサレンダー
思いのほか時間がかかりましたが…。暗く、狂ったような世界に引き込まれました。
フィニガンとガブリエル… 二人の真実。途中からなんとなく予想はできていたけど。読後感は重苦しい…。
読了日:02月14日 著者:ソーニャ ハートネット
ガラスの仮面 43 (43) (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 43 (43) (花とゆめCOMICS)
1/27に買ってるのに、ずっとほっといた…。 読めばあぁとか思うんだけど、本を閉じればもう心はどっか行っちゃってる! 次がまた何年後?と思うとなおさら醒める。
読了日:02月13日 著者:美内 すずえ
ねじの回転 (1978年) (旺文社文庫)ねじの回転 (1978年) (旺文社文庫)
十代の頃に買って以来、30年以上も積読していた本を今ごろになってやっと読みました。怪奇小説と言われているけれど、やはり古典は古典。謎に満ちた、曖昧模糊としたところが魅力なのかなぁ、と思いつつ… 他の訳文でも読んでみたいと思います。謎は謎のまま置いておいたほうがよいのかもしれないが。
読了日:02月08日 著者:ヘンリー・ジェイムズ
13番目の物語 下13番目の物語 下
下巻はあっという間でした。人には誰にでも物語がある、あなたの物語を聞かせて… 語る彼女のすがたに心うたれました。古い物語を読みたくなりました。古いお屋敷に住む少女と幽霊のお話を…
読了日:02月07日 著者:ダイアン・セッターフィールド
13番目の物語 上13番目の物語 上
ページを繰るごとに謎が増していく感じ… さて下巻行ってきまぁーす!
読了日:02月05日 著者:ダイアン・セッターフィールド

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