読書メーター


3月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:3766ページ

ガリレオの苦悩ガリレオの苦悩
私は映像作品を全く見てないので、影響は受けてません。短編集なので、あっさりだったけど、それなりに楽しめました。内海薫って、ここから登場だったんですね。先に『聖女の救済』を読んだので、何かしら違和感があった。
読了日:03月31日 著者:東野 圭吾
星々の生まれるところ星々の生まれるところ
ホイットマンの詩というのは、この作品で初めて読んだ私だったけれど。三篇の物語の根底に連綿と流れているもの、それは何だかとても心地よかった。どの話も独自の話として読めて、それでいて微妙なつながりを持っている、というのもすごくいい。「星々の生まれるところ」というタイトルも、まさにぴったりな感じ!人の誕生と死・・・永遠の繰り返し、それは星々の営みにも似て・・・?そんな印象をもった。読めて本当によかった作品だった。出会いに感謝!!
読了日:03月29日 著者:マイケル カニンガム
私の血はインクでできているのよ (ワイドKC)私の血はインクでできているのよ (ワイドKC)
私の血はインクではできていないけど、鉛筆と紙ではできていました。絵の才能はないのでそうそうに諦めたけれど、脳内妄想は…当時、空想する、と言っては寝ないで好きなアニメキャラをネタにその後のストーリーをモーソウしたり(汗)…ハッ、しまった! 番子さんのおかげで封印してた記憶の蓋が…ッあ!
読了日:03月29日 著者:久世 番子
サイン会はいかが?~成風堂書店事件メモ 2 (WINGS COMICS) (WINGS COMICS―成風堂書店事件メモ)サイン会はいかが?~成風堂書店事件メモ 2 (WINGS COMICS) (WINGS COMICS―成風堂書店事件メモ)
本屋探偵、多恵ちゃんの話、コミック化第二弾。だけど、私としては杏子さんの存在が気にかかる〜! 私も書店に勤めればよかった。本屋の話はそれだけで楽しい。
読了日:03月29日 著者:久世 番子,大崎 梢
魔使いの戦い〈下〉 (sogen bookland)魔使いの戦い〈下〉 (sogen bookland)
息つく間もないほど緊迫した戦いと冒険の連続で、ハラハラしどおしでした。5巻も楽しみにしてます。
読了日:03月23日 著者:ジョゼフ ディレイニー
魔使いの戦い〈上〉 (sogen bookland)魔使いの戦い〈上〉 (sogen bookland)
魔使い、ついにペンドルへ!上巻はあっという間だよ〜 下巻へGo!
読了日:03月20日 著者:ジョゼフ ディレイニー
ぼく おかあさんのこと…ぼく おかあさんのこと…
気になっていたので本屋で立ち読み〜。ダメ母でも、子どもにとってはたったひとりのかけがえのないおかあさんなんだね。もしも、もっとデキるお母さんと交換してあげようと言われても、子どもはバカでもダメでも、自分のおかあさんのがいいんだね。当たり前だろうけど。
そんなあなたがすごくかわいい、抱きしめてあげたいほど。
読了日:03月20日 著者:酒井 駒子
花冠の竜の姫君 2 (2) (プリンセスコミックス)花冠の竜の姫君 2 (2) (プリンセスコミックス)
こっちのほうがいい。この世界は懐かしいですね〜花冠♪
読了日:03月19日 著者:中山 星香
ゾーイ 1 水底の恋人 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)ゾーイ 1 水底の恋人 (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
こんなん連載してたのね?全く知らなかった。申し訳ないけど読んでて疲れました。
話がちょっと…だったし、だいたいこのノリにもうついていけないかも。
読了日:03月19日 著者:中山 星香
ささやかな魔法の物語―カフェ・かもめ亭 (ポプラの木かげ)ささやかな魔法の物語―カフェ・かもめ亭 (ポプラの木かげ)
心がほんわかするようなお話がいっぱい! 自動ピアノで音楽聞きながら、そんなお話に耳を傾け、のんびりお茶したい。心がちょっと風邪ひいちゃった人には特効薬になりそうです。
挿し絵の朝倉めぐみさんのタッチがすごく優しくて懐かしい感じします。
読了日:03月17日 著者:村山 早紀
ベンジャミン・バトン  数奇な人生 (角川文庫)ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (角川文庫)
表題作はすぐに読んでしまったが、他の作品があまり進まなかった。ミステリや幻想味のあるものの方が興味が湧く感じだった。その中で「最後の美女」はミステリでもファンタジーでもないにも関わらず、印象強い作品だった。青春の日は帰らない、失ったものは決して戻らない、という… 言い知れぬ喪失感。何とも言えぬ味わいがあった。
読了日:03月16日 著者:フィツジェラルド
コンビニたそがれ堂 (ピュアフル文庫)コンビニたそがれ堂 (ピュアフル文庫)
図書館で児童書版を読みかけ、よかったので文庫で買い直ししました。「手をつないで」「桜の声」「あんず」…みなよかったです。大人の方のほうが心にしみるものがあるのかもしれない。コンビニたそがれ堂で、無くしてしまった過去の思い出の切れ端を見つけ出したい、そんなふうに思った人は多かったかもしれません。
読了日:03月13日 著者:村山 早紀
告白告白
こんなの信じられない!あまりに酷い話の連続に頭がくらくらしました。みんなおかしいよ、どうかしてる。けど、慄きながらも最後まで読んでしまった私がいる。怖いもの見たさでどんどん引き込まれる感じだった。怖いけど、見たいそんな心理。
読了日:03月12日 著者:湊 かなえ
アイリッシュ・ハープの調べ―ケルトの神話集アイリッシュ・ハープの調べ―ケルトの神話集
ケルト神話を子どもも大人も楽しめるように抜粋してある。固有名詞の日本語表記がちょっと違うものもあったけど、懐かしい世界。
これを読んでケルト神話に興味を持った人はいろんなのを読んでみるといいでしょう。私もまた読みたくなりました。
ケルトっぽい挿し絵がとても雰囲気いいです!
読了日:03月12日 著者:マリー ヒーニー,大野 光子
12月の静けさ12月の静けさ
戦争が起こした深い爪痕は、それから何十年過ぎたとしても薄れるはずがない。そんなことを、この本に出てくる一人の少女の行動によって、考えさせられた。ウィームズさんのような人がこの世にはいっぱいいるのだろう。誰にも理解されずにホームレスのウィームズさんを助けようとした少女の気持ちを考えると、せつなくなってくる。ほかの誰もできなかったことをしようとしたことにおいて、少女の行動は尊いのだ。たとえ現実の厳しさに、思うようにいかなかったとしても。何もしないで眺めているだけじゃ何にもならない。たとえ小さな行いからでも!
読了日:03月11日 著者:メアリー・ダウニング ハーン
つみきのいえつみきのいえ
なかなか味わいのある絵だった。けど、おじいさん… あとはどうなってしまうの〜? だんだん家の表面積が少なくなっていっているよ?思い出だけの中に住んでるのって、悲しすぎる。アニメーションも見てみたい。
読了日:03月09日 著者:平田 研也
「少女神」第9号「少女神」第9号
アメリカのヤングアダルト期待の星… ドラッグ、セックス、ロックシンガー、パンク、ゲイにレズビアン…きらきらした少女たちの危うげな世界を通して、アメリカ社会における様々な問題が透けてみえてくる…。約十年前に翻訳された本だけれど、今はどうなっているのかな? アメリヤングアダルト界は…。詩的でどこか現実離れした世界は、読む人を選ぶかもしれない。装丁のイメージに沿ったのか?色付きの印刷文字がちょっと読みにくかった。こういうことからも、現実離れした夢物語のような印象がさらに強くなった。
読了日:03月08日 著者:フランチェスカ・リア ブロック
10分でできる小学校教室ミニかざり〈PART2〉12か月編10分でできる小学校教室ミニかざり〈PART2〉12か月編
ていうか、これ読む本じゃないと思うんだけど(笑)。実践してから更新すべきかもね。図書館にも、と書いてあったので注文してみたけど、本っぽいイラストは一個のみだった。やっぱ中身見て買わないとダメだな。でもお花とか動物とか、かわいい小道具イラストが満載なので、作れるかどうかわからないけど、なんかわくわくしてくる〜〜
読了日:03月07日 著者:十亀 敏枝
ウェストマーク戦記〈3〉マリアンシュタットの嵐 (ウェストマーク戦記 3)ウェストマーク戦記〈3〉マリアンシュタットの嵐 (ウェストマーク戦記 3)
終わりましたね…。良くも悪くも。善なる言論と悪なる言論は両方フェアに扱われねばならない、ってのが印象に残りました。言論の自由ってやつね。
主人公たちの行く末も半端じゃない!人もばんばん死んじゃうし…。戦争なんだから当たり前なのかもしれないけど、厳しいね。 この戦争は作者自身の体験に基づいて描かれたものだったんですね…どうりでリアルなわけだ…。夢や、おとぎ話じゃない、現実の世界を模索したものだったんですね…児童書とは思えない、深い内容でした。
読了日:03月07日 著者:ロイド アリグザンダー
ウェストマーク戦記〈2〉ケストレルの戦争 (ウェストマーク戦記 2)ウェストマーク戦記〈2〉ケストレルの戦争 (ウェストマーク戦記 2)
1巻目はよくある冒険もので、ある程度話も予想できてしまうものでした。2巻の途中くらいから、話が生き生きと動いてきた感じを受けました。主人公に人間的魅力が備わってきたから、でしょうか。最初の巻では、そこまで行きませんでした。ここに至って、ストーリーにも大きな動きが生まれ、主人公はじめ多くの登場人物たちに生きた人間の血を感じるようになりました。戦記としての面白さも堪能できます。これは3巻に期待できそうですね。
読了日:03月03日 著者:ロイド アリグザンダー

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