「蛇行する川のほとり1」恩田陸★★★★

蛇行する川のほとり〈1〉

蛇行する川のほとり〈1〉

刊行された時から、絶対この本は三冊そろってから読もうと心に決めていました。
何故って? そうでもしないと絶対、次の巻に続く…のところで泣きを見るに決まってるから。
「上と外」の時にも我慢して6冊そろってから読んだものでした。まさにそうして正解でした。

今回も全くその通りで。
1巻のあの終わり方を見れば…ッ。絶対続きが気になって眠れない、引きです(^^;
もう出だしから、恩田陸そのものという感で、あっという間に読んでしまいました。

登場人物も印象的な人物ばかり。
人形のように綺麗で、不可思議な雰囲気をもった香澄に芳野。
女性のように柔らかなイメージの暁臣、その反対で男性的イメージにあふれた、香澄のいとこの月彦、
この巻での語り手の毬子の友人の真魚子など…
美男美女にあふれてる、という感じですね(^^ゞ

さあ2巻も楽しんで読みましょ… 次があるからホント、楽な気持ちで読みすすめられるわ〜!!


*本プロ レスより*

まゆ > あの終わり方を4ヶ月ひきずってみるのも、なかなか自虐的で楽しかったですよ(笑)「上と外」の例もあり、本当に予定通り刊行されるのか、本当に3巻で完結するのか、ひやひやしましたけど。私は香澄と芳野がお気に入りです。 (2003/09/15 01:24)
莉子 > 杏子さん、はじめまして♪私も3冊同時に・・・と思って長い間暖めてましたよ(笑)やっと読了できました。2巻ますます引き込まれますよぉ(= ̄ー ̄=) (2003/09/15 17:10)
あさこ > 1巻のラストであおずけをくらったまま、2巻を待つのは、く、苦しかったです〜(笑)恩田作品は登場人物がとても魅力的ですよね〜! (2003/09/15 22:16)
北原杏子 > まゆさん、でも作者にとってはその都度読んでもらう方が嬉しいのかな?なんてちょっと思いました。え〜ッ?ここで終わっちゃうの?続きは〜!?という叫びこそ作者の聞きたいものじゃないのかしら、なんてね。
莉子さん、はじめまして〜。同じこと考える方はやっぱりおられるんですね(^^ゞ いま3巻を読んでます。1巻もそうだけど、2巻の終わりかたはちょっとなあ〜と思いました。蛇の生殺し状態じゃないですか?あの終わり方は!すぐに続きが読めてよかったです(^^)
あさこさん、ホント続きを待つ身はつらいですよね。私はそれがいやさに3冊揃うまで待ってたんですが(^^; 多彩な登場人物は恩田陸の魅力のひとつですね。 (2003/09/15 23:57)