「ねぎぼうずのあさたろう その1〜その3」飯野和好★★★★★


絵本です。
どんな内容かずっと気になっていたんですけど、図書館にたまたま3冊まとめてありましたので、借りてみました。
書店で立ち読み、という手もありましたが…。腰を落ち着けて読みたいじゃないですか。

それで借りて読んだのですが、大爆笑でした。
何よりあさたろうのキャラクターがいいです。
そして語り口調の文章も。
最初の頁に、浪曲節で…とあるけれど、頭のなかで出鱈目ですが、そんなふうに読んでました。


あさたろうの必殺わざがまた笑えます。
その場面の擬音がすごいです〜 ホント目にしみそう(^^;
絵も印象的ですごくいい。
迫力あります。


でも息子に読み聞かせたら、反応はいまいちでした。
私の読み方が悪かったんでしょう。
そのあとで旦那が読んでくれたら、少なくとも私よりはよかった(^^ゞ 子供はそれでも笑わなかったけど。


最近、NHKのTV番組にも日本の古い文化を見直そう〜!!てな番組が出てきているし、(「にほんごであそぼう」)
「じゅげむ」落語絵本も売れてきているようだし、(私も買ってしまいました)
こういうのが受けるようになったんだなあと思いました。
外国ふうの絵本ももちろんいいけれど、足元の日本のものを見直すということ自体はとてもよいことでしょう。
新鮮味もあるし…


でもちょっと「アンパンマン」の長ネギマンを思い出したりして(^^ゞ
もちろんこっちのほうが断然いいですが。

ということで、また続編がでないかなあ>あさたろう
すっかりファンになりそうです。子供より?


*本のプロ レスより*

トントン > 絵が独特で私も好きです。だいぶ前に図書館で借りて読みました。今はたぶん4巻が出てると思いますよ。あと同じ飯野さんの絵本で「くろずみ小太郎旅日記」というのも違う出版社から出ていますよ。あさたろうと感じがなんとなく似ていて面白いです。 (2003/09/27 09:20)
北原杏子 > トントンさん、4巻が出ているのですか〜 全く知りませんでした、どうもありがとうございます。「くろずみ小太郎旅日記」というのも見てみます。 (2003/09/27 17:16)