「人生激場」三浦しをん★★★★
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/10/23
- メディア: 単行本
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しをんさんのエッセイ。(私にとって)3冊目っ!!
いやあこれも笑わせていただきました。しをんさんの魅力が十二分に引き出された一冊ですね。
でも前回読んだ「しをんのしおり」より微妙に年月が経っているというか、歳を食っているというか、違いが見えてきてそこがまたよかったです。
「しをんのしおり」はただただ爆笑もの、だったのに対してこちらはちょびっと考えてしまうところもあったりして。「週刊新潮」に連載していたということもあるのかな。おじさんたちが読む雑誌だものね。
思い出ホロホロという部分が面白かったです。連載時よりもあとになって、付け加えというか補正というか。
グリコのおまけみたいでなんか嬉しかったり。
しをんさんの気になる言葉(言い回し?)「毎日の日課」。偶然、今日聞いてしまい、そうよねーっと思った。ちなみにそれは息子が見ていたNHKBS放送の「くまのプーさん」のビデオだったけど。
あと冷たい、冷たいといって熱い湯に入る女の子の話。うちの次男も同じだよ〜、なんて思いながら読んでました。うっとうしいもそう。自分でも先日、気づかずに「うっとおしい」と打ってから、漢字が出ないよーとひとりぷんすかしてました(笑)。
ワールドカップの話は、私はあまりサッカー(に限らずスポーツは何でも)TV観戦は好きではないので、しをんさんの熱中ぶりはそうそう、そうだったと自分のことのように感じることは出来なかったけれど、理解はできる。
あの時期、日本中にああいう人たちが山ほどいたのだろうな、と。それをはたから見ているのもまた面白いものでした。しをんさんの話もその意味で十分、楽しめました。
アラゴルンの場合も(^^ゞ(映画などでは)あまりキャラクターに熱をあげるタイプではないので、 ああいう状態にはならなかったけど、話は楽しめました。ヴィゴの私生活を脳内で捏造している、というそれを読んでみたいです〜(^^ゞ
*本のプロ レスより*
あさこ > 連載が「週刊新潮」で、内容がおじさま向けでも、やっぱりおもしろさはしをんさん、ですよね!私も思い出ホロホロが好きでした。こういうサービス精神も惚れます(笑) (2003/12/15 00:30)
北原杏子 > あさこさん、思い出ホロホロよいですよね。エッセイ3冊目にして、ますます惚の字〜って感じでした(^^ゞ (2003/12/15 01:20)