「夢のような幸福」三浦しをん★★★★

夢のような幸福

夢のような幸福


読みました! しをんさんのエッセイ。いいですねぇ。
この前の読書では、しをんさんの小説を読んでましたが、やはりエッセイあってのしをんさん、のような気がします。おお、また戻ってきたよ〜!!の感があります。

もう冒頭からおしまいまで抱腹絶倒。笑いつくしました。しをんさんの妄想っぷりに、こっちまで感化されてしまいそうです(笑)。まさに、「夢のような幸福」な時間でした、読んでいるあいだ… またも時間を忘れてしまった私です。


なかでもやはり面白いのは友人たちとの旅行の話ですかね。流れ星に願って「たびたびたび」「ぶじぶじぶじ」と唱える友人の話とか、ツンドラ気候のように寒いギャグが好きな父の愛に打たれる友人の話とか。バクチクライブに燃える友人の話とかいろいろいろ…
しをんさんと愉快な友人たち〜! もう最高です!!


そして「ロード・オブ・ザ・リング」話。思わず、ふふふ…と鼻で笑ってしまった私です(^^ゞ アラゴルン、韋駄天はないよねぇ!と常々思っていた私。愛のフェロモンをはなつアラゴルン(ヴィゴさま)に対する目が完結編で変わってしまいそうです(^^ゞ
指輪のマインドコントロール話にも笑い。「滞納書を送るから」などと税のとりたてにきた黒の乗り手なんて、考えたくないですぅ〜


あとは古本の話ですね。もー羨ましいの一言だわ!
私もそんな古本市があったら、ぜひ迷い込んでみたい!!佐々木丸美の単行本ですって!そりゃ見てみたい。絶版本がわんさか出てきそうな古本市だわ。大元の古本屋もすごい。まさに古本屋さんの鏡ですわ。最近ではああいう昔ながらの古本屋さん、めっきり減ってきただけに。懐かしいです。いいなぁ。


旅先での本屋への寄り道。(新刊、古本の別なく)
昔はよくやりました。ついつい用がなくてもふらふら〜っと立ち寄ってしまう私。
友人との旅行では逆に、本屋さんにだけは(出来るだけ)寄らないようにしようね、がお約束でした。だってひとたび本屋に寄ったが最後、私らはいったい何しにはるばる旅行にきたんかい?とツッコミたくなる事態が待っていること請け合いなんですもん。


でもそうは言ってもよいもんですが。普段、行きつけている本屋とは別の匂いがするじゃないですか。何か掘り出し物がないとも限らないし。まさに、ハンターの血が騒ぐ、ですわ(^^ゞ
思い出も残るし。この本はどこそこへ旅行した時に云々と…

しをんさんもきっとそうよね〜っとひとりでニヤニヤしてました。

ああ楽しかった!! またもや、しをんさんのエッセイもっと読みたいよ!!病にかかってしまった私でした。(禁断症状が!?)


*本のプロ レスより*

羽鳥 > 図書館で予約してたこの本が今日私の元へやってきました!北原杏子さんの日記を見て、より早く読みたくなりました〜^^旅先での本屋は、私もものすごく頻繁に寄ってしまいます。買って帰った後「君はどこそこの空気を吸って来たんだね〜」と思うと感動ひとしおですよね。でも「私らはいったい何しに〜」というツッコミも悲しいかな、頻繁です・・・ (2004/01/31 01:03)
たばぞう > 私も図書館に予約中〜。新しいこの本も面白そうで、安心しています。早く読みたい〜。 (2004/01/31 12:34)
あさこ > この本、図書館にないのですよ〜(泣)だから、リクエストしようと思ってます!やっぱりおもしろいのですね。早く読みたいです〜 (2004/01/31 22:35)
北原杏子 > 羽鳥さん、どうぞしをんさんワールド、楽しんでくださいませ♪ 旅先で買った本って、やっぱ思い入れありますよね。あまり悔いの残らない程度(^^ゞだったら、旅先でひょいっと覗いてしまうのもよいかもしれませんね。
たばぞうさん、早く本がくると良いですね。保証つきの面白さです。この私が太鼓判押しちゃいます〜(^^ゞ きたら楽しんでくださいね。
あさこさん、早く図書館に入るとよいですね。私も図書館にないしをんさんの本(小説の本)をリクエスト中なんですが、いつまで経っても連絡がこない(;_;)。忘れられたのかしらん? (2004/01/31 23:54)