リボンの騎士


リボンの騎士(1) (講談社漫画文庫)

リボンの騎士(1) (講談社漫画文庫)

リボンの騎士(2) (講談社漫画文庫)

リボンの騎士(2) (講談社漫画文庫)


何故、今ごろ『リボンの騎士』?と思われるかもしれないですが、たまたま図書館にあったので借りてみました。
実は私は、手塚作品をちゃんと読むのは初めてです。珍しいのかもしれないけど。年代的にちょっと上の感じがして、出会うタイミングがなかったせいかもしれません。


テレビアニメはぼんやりと記憶がある程度です。
内容も何も覚えてなかったけど、凛々しくかっこよい謎の、リボンの騎士がじつは女…という設定だけ憶えていたみたい。
後でもっと見てみたかった、と思いながらも、原作の漫画に関してはずっと手にとる機会も、意識してそうしようとも思わなかったのでした。


けれど、たまたま図書館にあったせいで読んで。いまアニメ化されてテレビ放映中の「ブラックジャック」の影響もあったせいかもしれない。以前よりも身近な感じを覚え、読んでみようと思い立ったのでした。


その結果は・・・


もっと小さい頃、子どもの頃に読んでみたかったと思いました。
今でも十分、面白いですが。
多感な子ども時代と比べると、受けとるものはやはり違いますよね。


いつの時代になっても、色褪せない魅力をもっている漫画だと思いました。
サファイアの、王女の愛らしさ、王子の凛々しさをあわせもつキャラクターの魅力もありますね。


ただどうしても私にはフランツ王子が魅力的には思えませんでした。(ごめんなさい)
どちらかというと、そのお兄さんの方が好みのようでした。
海賊、報われぬ愛、出生の秘密・・・そんなキーポイントがあったからかな。


なんて、言いたいだけ言ってますね。天国の手塚さん、ごめんなさい。