絵本6冊その3 「ゆめくい小人」
- 作者: ミヒャエル=エンデ,アンネゲルト=フックスフーバー,Michael Ende,さとうまりこ
- 出版社/メーカー: 偕成社
- 発売日: 1981/11/01
- メディア: 単行本
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エンデ絵本、3冊目です。
まどろみ国の人々は眠ることがいちばんのしごとです。
それも長く、ではなく、ぐっすり眠ることがたいせつです。
よく眠れば気持ちがやさしくなり、頭もすっきりするから・・・人々はそう考えていました。
この国の王さまは国いちばんよく眠る人で、だからこそ王さまにもなったのですが、王さまとお妃さまのだいじな娘、すやすや姫は夜になっても眠りたがらず、眠るのをこわがっていました。
なぜでしょう?
それはお姫さまがとても怖い夢を見るから。
王さまとお妃さまはとても心配して、どうにかして治らないものかとお医者を呼んだり、国中のものにつかいをだしたり、いろいろしましたが何の効果もありません。
そして、とうとう自分で探しにでかけることにした王さまはとある場所で、ゆめくい小人に出会ったのです。
小さい子どもは夜、怖い夢を見るのをいやがるものです。
そんな子どもの怖い夢を食べちゃう存在・・・
まるでバクみたいですね。
うちの子(次男)も最近、夜怖い夢を見るのを嫌がって、毎日のように私のところへやってきて、布団にもぐりこんできます。
この子に、この絵本を読んであげたいなあ、と思いました。
絵も視覚的にパッと目に飛び込んでくるような感じがして、いかにも子どもの興味をひきそうです。
図書館で借りた絵本ですが、わが家にも一冊欲しくなりました。