幸村誠「ヴィンランド・サガ」1〜2巻
- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 幸村誠
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「千年期の終わり頃、あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした最強の民族、ヴァイキング。その中にあってなお、最強と謳われた伝説の戦士が息子をひとり授かった。トルフィンと名づけられた彼は、幼くして戦場を生き場所とし、血煙の彼方に幻の大陸“ヴィンランド”を目指す!! 」
と、ちょっと引用してみました。私は北欧とかヴァイキングとかいうのに弱いので(笑)・・・2冊まとめて読みました。その結果、やはりこの漫画家さんの漫画が面白い、ということに関して間違っていなかったということを認識しました。
絵も細かいし、画面が黒いし(白すぎる画面の漫画は物足りないので…)、もういうことなしです。北欧神話の雰囲気がよくでています。
最初、主人公トルフィンの成長したころから始まって、2巻では過去にもどって、どうして彼の父が死んだのか、その理由が描かれます。なんて壮絶な死。そしてなんて悲しい終わり方でしょう。幼い子どもだったトルフィンの悲しみ、恨みは相当なものだったしょう。
いったん過去にもどっていくというやり方は、いいかもしれないですね。こうだったのか、と思えて・・・ これからはトルフィンが成長するまで、このままいくんでしょうか。
これからどうなっていくのか?興味がわきます。 トルフィンは。そしてヴィンランドって? 早く3巻、出ないかな〜。
ヴァイキングたちがノルウェーを追われて、はるばるグリーンランドへ移り住んだことなどが書かれてあって、へぇ、そうだったのかと思いました。ヴァイキングが好き、といっても、漫画等のイメージだけでその実態についてはあまり知らなかった私ですが、この漫画を読んだら少しはお勉強にもなったかも(?)